ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第06話 「Aqours WAVE」

ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第06話は、特訓回でした。
ネタバレ退避。
今回は、一言で言えば特訓回だったのですが、ラブライブ!サンシャイン!!というアニメの節目となる回だったと思います。
1期1話からずっと描かれてきた、高海千歌の普通コンプレックスが解消される話でしたね。
全て、今まで千歌ちゃんが行ってきた事があったからこそ、周りが応援する話だったので、
ラブライブ!サンシャイン!!の各話の中で、出色の出来だったのではないでしょうか。

Aqours WAVE」が新曲の名前と見せて、新曲「MIRACLES WAVE」内の振り付けでした。
バク転が入った難度の高い振り付けでした。
Aqoursの挫折の原因になったこの振り付けに、今回、千歌ちゃんが挑戦することになります。
こういう女の子が頑張る話は大好きです。
カレイドスター幻の大技の練習する、苗木野そらだったり、
ブレイブウィッチーズ4話で、ロスマン先生の課題に挑戦する雁淵ひかりを思い出しながら見ていました。
ちょうど、AS姐こと西田亜沙子さんが同じ感想を言っていますね。
https://twitter.com/asakonishida/status/929358435132481536

振り付けに名前をつけるという意味で、2ndライブツアーのスカイウォークは伏線でしたね。
皆さん言及されていますが、これを千歌役の伊波杏樹さんが3rdライブツアーでやる事になるということですよね。
ラブライブ!シリーズのすごい所は劇中のPVの振り付けを、キャストの方が再現することなので、
今からあんちゃんこと伊波杏樹さんを、心配する声が囁かれています。
(できるかどうかという意味ではなく、失敗したら純粋に危ないんじゃないかという意味で、ですね。)

ここで、ラブライブ!の話をすると、1期11話のノーブラこと「No brand girls」はμ's屈指のぶち上げ曲として、
未だに人気を博しています。
個人的に劇中では、穂乃果がライブの最後に倒れてしまって後味が悪い展開だったので、
この曲を本当に好きになれたのは、振り付けをキャストの方が紹介してくれて、
参加者全員で一緒に盛り上がったμ's4thライブだったりします。
何が言いたいかというと、「No brand girls」は、劇中だけでは消化不良感が残りましたが、
今回の話は、劇中で文字通り壁を壊してくれる話なので、良かったです。
キャストの方もおっしゃっている通り、Aqoursはμ'sの妹分ではなく、
ラブライブ!サンシャイン!!は、ラブライブ!とは作品として独立しているのですが、
ラブライブ!を意識した演出が多いので、良い意味で取り入れて改善してくれているのが観ていて嬉しいですね。

以下、雑感です。
・MIRACLE WAVEのライブ中で3年組が涙を浮かべているのを観て、1stライブ2日目の「想いよひとつになれ」を思い出しました。
μ's4thと2期9話の大雪もそうですが、現実とシンクロして来るんですよね。
・必殺技習得って少年誌の王道じゃないのという意見も観られました。
往年のジャンプ漫画的な熱い展開を、女の子でやる話が個人的に好みのようです。
・普通怪獣が増えた!普通怪獣ヨーソロー!
・幼馴染2人相手に千歌ちゃんを語る梨子ちゃん。これがマウンティングか…!
渡辺曜を再考する⑮:「渡辺曜から読み解く”マウンティング行為”」 - 渡辺曜研究委員会
曜ちゃんは流れに乗りましたが、果南ちゃんは普通怪獣のフレーズ自体は初聴だったようですね。
スクフェス、ライブに続くリリー呼び。よしりこ、ありがとうございます…!
できれば、逢田梨香子さんのよっちゃん呼びも、どこかで聞きたい今日この頃です。
・新曲の「MIRACLE WAVE」。
作曲の酒井拓也氏は、μ's9人が声優を務める設定でおなじみの、
神パラこと「神様と運命革命のパラドクス」の2曲、コドクの回廊(東條ネルエル/小泉花陽)、
ここで待ってるよ(神楽坂ミナモ/星空凛)を担当された方ですね。
ちなみに、神パラは楽曲を知っているだけで、プレイは出来ていません。