ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第03話 「虹」 感想

ラブライブ!だと3話は名作続きですが、今回も期待に違わぬ出来でした。
以下、ネタバレ退避。
まさかの学校説明会とラブライブ予備予選のダブルブッキング。
このパターンは考えていなかったですね。
Aqoursのデビュー曲「君のこころは輝いてるかい?」がついに作中で登場しました。
発売が2015年10月7日なので、もう2年経つんですね。
Aqoursをデビューシングルから追いかけているファン諸兄は、特に感慨深いのではないでしょうか。
そういえば、μ'sの時も学校説明会の曲は、デビュー曲の「僕らのLIVE 君とのLIFE」でしたので、
学校説明会で君ここをやると予想する声も多く出ていましたね。
まさか新曲とデビュー曲を1回に一緒にやってくれるとは思いませんでした。

全員で走って学校まで戻るAqoursの姿を見て、
Snow halationの時のμ'sを思い出しました。
学校から外に向かうのがμ'sで、学校に戻るのがAqoursなのが興味深い。

念のため話を整理しますと、2年組と黒澤姉妹の認識だと、元々ラブライブ予備予選を、5人で出るつもりだったわけですね。
その上で5人はライブ後に移動して、学校説明会に合流することを考えていたと。
後から合流したかなまりとよしまるの4人は、独自の判断でラブライブ予備予選に参加して、それを知らなかったから、
予備予選後に知ることになったわけです。

3話のタイトルの虹ですが、北欧神話好き的には虹は橋を思い出します@リトルデーモン感
虹は今回、予備予選会場と浦の星女学院の2つの会場間を結ぶ架け橋でした。
君ここのシャボン玉は1stPVから出てきていますが、単なる演出ではなく、浦の星女学院の生徒によるものだと判明しました。
シャボン玉は虹色なので、これはAqoursの9人を応援するファンをイメージしているんじゃないかなと。
ちなみに、虹の光は太陽の光なので、サンシャイン(日光、輝き)そのものなんですね。
虹はAqoursにとって、輝きへの架け橋なのかもしれません。

以下、雑感です。
パイロット高海千歌を見て。
なぜ千歌ちゃんはなりきりが似合うのか。
近未来ハッピーエンドのドラマパートで、なぜかアイドルプロデューサーっぽく振る舞う千歌ちゃんを思い出しました。
あんちゃんこと伊波杏樹さんの圧倒的な演技力が、またいい味を出しているんですよね。

・ブッキングでどうしようとなった時、ラブライブ会場から校舎に向けて、
ライブビューイングかなと思ったのは私だけでしょうか(地方民感)
追記すると、今回「想いよひとつになれ」を意識した演出や台詞が多かったのもあって、
5人と4人で別れて同じ曲をやると思ったのです。
他の会場の模様をLVで放送しつつ、同時に9人で踊るのではないかと。

・2グループに分ける話を聞いて、ラブライブ!2期5話を思い出したラブライバーは挙手。
今回、2グループにどう分けるかがよぎった時点で、
多分ミスリードに乗ってしまっているんですよね。
CYaRon!と2年組で納得してしまって、そこにダイヤさんでグッと来てしまって、最後に9人揃うんですもの。

・くじ引き枠は、まさかのヨハネ
役割的に、にこ→ヨハネはあると思います。
「数多のリトルデーモンたちよ!」とヨハネ様がせっかくおっしゃって下さったのに、
結果1番を外してしまったのは、リトルデーモンとして信心が足りなかったと申し訳ないところ。

・じゃんけん勝負の時のダイよしに歓喜。この2人は公式の絡みが割と珍しいので喜んでおりました。
ダイよしは真面目なダイヤさんとやんちゃなヨハネの組み合わせで、結構合っていると思うんですよね。
個人的に1推し2推しコンビなのもありますけど。
実は「想いよひとつになれ」が好きな理由の1つでもあったり。
好きな理由が多すぎる曲ではありますが。
唐突にSS紹介。
善子「げっ、生徒会長」ダイヤ「あっ……」
善子「ひまー」ダイヤ「暗号問題でも出します?」

・じゃんけんの時、花丸がヨハネのお尻を触ったのは、ニコ生のスクフェスチャレンジのリスペクトかな?

・くじ引き後の場所は、BiVi沼津のディッパーダン。
ディッパーダン [ショップ情報] (菓子,スイーツ,洋菓子)BiVi沼津 | JR線(東海道本線・御殿場線) 沼津駅に隣接したショッピングセンター
ザ・サードプラネットBiVi沼津に行った時に、通りましたね。
次沼津に行ける機会があれば、ぜひ食べて来たい所。

・みかんを見て反応した千歌ちゃんを見ると、
やはりユニット第一弾のドラマパートの千歌を思い出すわけです。
一瞬、みかんで作れる乗り物って何があるかなと考えを巡らせてしまいました。

・志満姉、まさかのリトルデーモン。
2回ポーズ取ってましたよね?意外や意外。

・新曲の「MY舞☆TONIGHT」まさかの和風ロック。
ダイヤさんで和風曲欲しい、普段から言っていたのですが、
まさかダイルビセンターで来るとは思わなかった…!
開始前のダイルビのやり取りもまた素晴らしいんですよ。
ダイヤさんがルビィにしっかり自分の気持ちを伝えたのは、初めてでしたからね。
ダイルビ推しは恐れ多くて名乗れない身ですが、ダイルビ大好きなので、今回は本当に嬉しかったです!
10/21は絵里ちゃんの誕生日ですが、同時にダイルビ記念日になりました。ハラショー!@深夜テンション

・EFFYさんは、他の曲は編曲でおなじみですが、作曲はMIRAI TICKET以来2曲目ですね。

ミモリアン的には、三森すずこさんの「グローリー!」もこの方なんだよなぁ。
ラブライブ!で和風ロックといえば、「だってだって噫無情」なんですが、また曲調が違いますね。
無情は聞いていて切なくなるところが、μ's曲では異色で好きなんですが、
「MY舞☆TONIGHT」は曲調が明るいですね。

・走るコースの途中に修善寺 虹の郷が出てきていましたね。
こないだちょうど昼のテレビ番組の特集で修善寺が出てきていたんですよ。タイミングが良かった。
【ヒルナンデス】伊豆・修善寺を久本雅美が一人旅!生わさびソフトや屋台さくだ | 生活の泉

・次回予告。「ダイヤさんと呼ばないで」
やはり、呼び方はダイヤ様でしょうか(すっとぼけ)
ちなみに、先輩禁止回は私は違うと思っていて、Aqoursには馴染まないと考えています。
Aqoursは学年のヒエラルキーよりは、地元のまとまり感が強いですからね。
この件に関しては、マリア様がみてるにおける学年ごとの同学年の呼び方の違いを思い出す所です。
通じる方があまりいない気がしますが、要は先代のやり方を全て踏襲する必要はないという意味です。
そういえば、私はμ'sとAqoursの18人で、さん付けで呼んでいるのが、
ダイヤさんだけだと今日気付きました。
2期はダイヤさん回が欲しいと普段から言っていたので、叶って嬉しい限り。
来週は劇場で最新話を見てまいります。

10/22と10/23の追記分です。
・「MY舞☆TONIGHT」は、既存曲だと海未ちゃんソロの「私たちは未来の花」に近いという指摘に納得。
・みかんの電車に乗りこむけど発車できないのは、2ndライブツアーの劇中アニメを思い出しますね。
・今回1年組が微笑ましかった。ヨハネに突っ込むルビまるが2回も見られて眼福。
善子ちゃんをいじるルビィちゃんの小悪魔顔がひたすら可愛い。
「この前とか突然何もないところでつまづいて海落ちちゃうし♡」の所です。
・「冗談は善子さんずら」
下記SSが公式化している件。
善子「ヨハネ、降☆臨!」花丸「冗談は善子ちゃんずら」善子「……」
・今回、ラブライブ予備予選でAqoursが歌った会場は、下記の狩野ドーム(昔の天城ドーム)だそうです。
伊豆市 観光情報 特設サイト

沼津市議様の情報が参考になる件。
・君ここの1stPVと今回の比較を見ました。終わりの部分が大幅に変わっていますね。
ヨハネが引いた24番=虹という指摘を見ました。
・10/23が、ヨハネ役のあいきゃんこと小林愛香さんの24歳の誕生日なので、
ヨハネからあいきゃんへのお祝いのメッセージだと考えると素敵ですね。
まさかのトリプルミーニング。










ニコニコ生放送では、君ここの前のシーンで、
皆思い思いの奇跡にまつわる台詞を、引用コメントしていたので、
私も思い入れのある台詞を2つほど紹介。
以下、ラブライブ要素はありません。
だいぶ前の作品ですがネタバレがあるので、見たくない方は作品名の時点でスルーをお願いしたく。

WILD ARMSより、セシリア・レイン・アーデルハイドの台詞。
「奇蹟は自分の手で起こしてこそ、その価値があります。 それはぜったいに、ぜったいです。」
劇中で、再起不能となった主人公のロディを助けるくだりで出てきた台詞ですね。
WILD ARMSでは、一番有名な台詞だと思われます。
「ぜったいに、ぜったいです。」の部分がセシリアらしくて、
作品のエンディングでも同じセリフを言っていましたね。懐かしい…
ワイルドアームズのエンディング
昔は「自分の手で」の部分に言葉の力点があると思っていたのですが、
「起こしてこそ」の部分が重要なのではないかと。
そういえば、新世紀エヴァンゲリオン葛城ミサトも、
「奇跡ってのは、起こしてこそ初めて価値が出るものよ」と言っていましたね。
今回の千歌ちゃんの言葉は、根っこの部分で通ずるものを感じました。
千歌「私思うんだ。奇跡を最初から起こそうなんて人いないと思う。
ただ一生懸命夢中になって、何かをしようとしている。
なんとかしたい!何かを変えたい!それだけのことかもしれない…
だから、起こせるよ奇跡!私たちにも!」

Kanonより、美坂栞の台詞。
「起きないから、奇跡っていうんですよ」
不治の病に冒されていて、治す手段がない少女の述懐です。
これに対して、主人公の祐一が答えたのが、下記の台詞ですね。
「起きる可能性が少しでもあるからだから奇跡って言うんだ」
Keyの作品はこういう前段を踏まえたやり取りが好きなんですよね。
AIR美凪と往人のやり取りもそうですが。
美凪「飛べない翼に意味は、あるんでしょうか?」
往人「飛べない翼にも意味はあるさ。それが空を飛んでいた日々の大切な思い出だからな」
栞が最終的にどうなるかは、物語を読んだ方はご存知の通り。
ともすれば、ご都合主義的に扱われるこの作品ですが、
Kanonの作中における奇跡は、ヒロインが主人公を長年待ち続けたご褒美なので。
一人の少女が救われなかった代わりに、一人の少女が救われたという切ない等価交換の話だったりします。