ラブライブ!サンシャイン!! 1期 見返し

TV版と合わせて都合7回目の視聴。
1stライブ前に一回見て以来なので、久しぶりに感じます。
内容的な事は置いておいて、その時感じたことは忘れるものなので、雑感を。

・アニメを複数回視聴すると特定のキャラクターに注目して見る事が多いのだけど、
今回は曜ちゃんでした。
曜ちゃんが通して見て、良い子過ぎる件。

・想いよ一つになれは、梨子とその他メンバーの歌としてどうしても捉えていたのですが、
それだけじゃなくて、千歌と曜の関係を含んだ歌詞だと思うとグッと来ます。

・3話は話としては出来過ぎなんだけれど、無印と差異を打ち出している気がします。
やはりダイヤさんがビシっと言ったから締まった所があると感じます。

・5話を初めて見た感想は「善子ちゃんが思ったより常識人で安心した」という、
リトルデーモンにあるまじき感想だったのですが、
今見返すと、5話も善子ちゃんが中二病全開で、平常運転な所が良いと思います。

・沼津の方は、2月に現地に行った後に見直したからそうでもないんだけど、
1st前に神田明神の現地に行って以来、アニメを見ていなかったせいか、
7話で神田明神男坂が出てくるのが、感慨深い。
無印も見返しますかね。前に見たのがサンシャイン放映前だもんなぁ。

・3年組は全員好きなので、9話までの3年生の話は見ていて辛い部分があります。
作中の境遇としては、鞠莉が割を食っているんだけど、
キャラクター描写的には果南が割を食っていると感じます。
多分、3年が仲違いをしているという状況にそもそも無理があるのかなと。
その点、千歌が一喝したシーンは、本当に視聴者の気持ちを代弁してくれた気がします。
こういう仲違いの話は、下手をしたら展開は良いけど、
キャラクター描写的に矛盾しかねないという話になりかねないんだけど、
鞠莉と果南の和解のシーンが、正にこれしかないという感じで、
あれで9話がまとまった気がします。
加えて最後のオチが良い。ダイヤがAqoursと砂浜に書くシーン。
アニメのダイヤは、下手したら無印の希並に策士だと思います。
10話以降のノリノリっぷりも実に微笑ましい。

・ダイルビは、G'sのちょっとツレないダイヤがお姉ちゃん感全開なのが好きなのですが、
アニメ版は、アイドルという共通の趣味があることで、
仲の良さを押し出す感じなのが良いと思います。

・あまり意識しなかったけど、梨子が千歌を「変な人」と評するのは、
千歌は「普通」=平凡ではないよという梨子からのメッセージな気がします。

・キャラクター描写全般。
ドラマCDをリピートしているせいか、全般的に性格が柔らかいなぁと感じることが多かった。特にダイヤと花丸。
ドラマCDのダイヤさんのプレッシャーがかなりヤバいですからねぇ。
念のため、ドラマCDのぶっ飛んだ性格大好きなのですけれども。

・ルビまるの善子の扱いが分かっている感じが良いです。
堕天使キャラを自然に認めているのが伝わってきます。

・9話の梨子の名探偵っぷりは、HPTのドラマCDを想起。
順序的には逆なのですが。

・梨子は終盤結構良い性格していると思うのですが、
1話は結構世間ずれしていると思う。
このギャップが埋まったのがどこからなんだろうって考えて、
千歌に地を引き出された感じなのかなぁと。

・12話のμ'sのポスターを剥がすのはドラスティックな気がしていたんだけど、
改めて見ると、それ以前のμ'sリスペクトがすごすぎて否定できない。

・ふと、μ'sに全く触れないで、サンシャインを見た人ってどう評価するのか気になった。
μ'sネタが多いのは1話・2話・4話・12話くらいだけれど。

・13話を見て、あくまでもμ'sを9人のものとした無印2期11話との比較はしてしまいます。
2期で他の生徒参加で1曲やったりしそうだけれど、
SDSあたりと変わらない気もするので、そこはいい意味で予想を超えて欲しいところ。
13話寸劇の前に千歌が「9人だけじゃない」って言うの良いですよね。
「10!」コールを公式で取り入れてくれたあたり。